HOME > お手玉の材料

お手玉の中に入れる材料はさまざまで、それぞれの地域、時代の特徴がよくあらわれています。ただ、材料の重さは各地共通で、ほぼ40g。手に持ったとき、卵1個よりやや軽いくらいの重さです。

あずき


(日本)
中に入れる材料としては、もっとも一般的なもの。手にしっくりとなじみやすい。

まるだいず


(日本)
虫をふせぎ良い香りが出るように、煎ってから入れる。

とうもろこし


(日本)
乾燥した実は固い。江戸時代から使われているが、最近は少なくなっている。

そば米


(日本)
米の中で鳥のえさにしかできないような小米をそば米といい、お手玉の中に入れることもある。

茶の実


(日本・中国)
中国のお手玉に多く、日本ではお茶の産地でよく使われる。大豆より少し大きい。

大賀はす


(日本)
大賀はすという種類のはすの実。普通のはすの実より大きい。

巻き貝


(日本)
沖縄や沿岸の地域で昔から使われていた。投げあげるとすずしげな音がする。

しじみの貝殻


(日本)
日本海側で多く使われていた。沖縄では、小石と一緒に入れる。音がよいのが特徴。

数珠玉


川辺に自生していて実が固い。江戸時代から使われているが、最近は少なくなっている。

フクビ


(ハワイ)
花の実で、ひまわりの種にもよく似た形をしている。ハワイでは最もよく使われる。

ペレット


実が細かくて、感触がよいというので、最近入れられるようになった。

球形ペレット


(世界中)
プラスチック製。虫食いや、くさる心配がないので、最近よく使われている。

クヌギ


枕の中へ入れる。

ハブ茶


(日本)

クコの実


(日本)

愛媛真珠の核


(日本)

はすの実

足袋のコハゼ

中国製数珠玉